雫・寺地はるな著

「人生はその時いいと思ったことでも、長い年月をかけて好ましくない結果になったり、その逆もある」

そんな日常的に私が考えていることを、言語化してもらえました。

 

寺地はるなさんの作品が好きで「寺地はるなさんの作品は必ず読むと決めている」と言ってもいいくらいほとんどの作品を拝読しております。

「ほたるいしマジカルランド」から始まり「どうして私はあの子じゃないの」「声の在りか」「白ゆき紅ばら」「こまどりたちが歌うなら」「いつか月夜」など自分で購入したり、図書館で借りたりして…。

 

寺地はるなさんの小説は、どことなく日常に潜んでいる些細なモヤヤンを拾い上げて、丁寧に言語化し、浄化してくれるように感じます。こんなことを小説家でもない、ただの本好きが言うのは失礼だと思いますが。

※モヤヤン・・・寺地はるなさんの小説「いつか月夜」で登場するモヤモヤの名称です。拝借いたしました。

  

  

だから読んでしまうんですよね。もう私の人生に寺地はるなさんの小説を読むことがもともと組み込まれていたのでは?と思うくらい自然に手に取ってしまうんです。


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